はまの屋パーラーのサンドイッチ

a hama noyaa hama ic朝を「はまの屋パーラー」ではじめる本日。
有楽町の駅近く。
よく「駅の裏側・表側」って言い方をする。
その言い方をココに当てはめるとしたら、表側なのか裏側なのかちょっと迷っちゃう。
有楽町を銀座の入り口と考えるなら、銀座の反対側にあるココは裏側になる。
でもココが駅の皇居側だと思えば立派な表側。
この店の入ったビルの真ん前をまっすぐ歩くと丸の内から東京駅へと向かってく目抜き通りに面してある店。
やっぱりこっちが表側…、って思っていそいそやってくる。

新陳代謝が確実に進行しているこの界隈でも、古い風情がそのまま残った昭和のビル。その立地にしっくりなじむ昭和風情のインテリアにて、ほっと落ち着く。この場所で落ち着くボクはやっぱり昭和生まれのおじさんなのね…、って思いもします。
サンドイッチにアイスコーヒー。たのむとまずアイスコーヒーがやってくる。足高グラスに大きな氷。カラカラ、氷がグラスをくすぐるお供涼しい。

a hamanoyaa hama sandサンドイッチはハムと玉子を半分づつ。
パンをトーストしてもらい、それにコーヒーをセットしたら900円。朝の時間ではあるけれど、通常値段。
決して安売りせぬとこが昔ながらでボクは好き。

ちなみにココ。
メニューをみると「サンドイッチ」じゃなくて「サンドゥイッチ」なんですね。
「サンドウィッチ」と書く店はときおりあって、けれどココは「ゥ」が小さくて「イ」が大きい。何度も何度もサンドゥイッチって口の中でつぶやいてみて、確かに「Sandwich」に聞こえるようなぁ…、って感心。これもずっとむかしから…、って思うとなんだかステキと思う。

アイスコーヒー飲みながらしばらく待ってやってくるのがハムと玉子のサンドゥイッチで、ウットリするほどうつくしい。
ふっくら焼けた玉子焼き。レタスの葉っぱがはみ出すほどで、何よりパンの焼かれ加減がこんがり見事。それをスパっと4つ切りにする手際もキレイでうっとりします。パタンとパンが倒れるとパンの内側までもがキレイに焼き上がってて、そこにバターとマヨネーズ。つやつやしてておいしそう。

a hama pakuria hama suisoこのお店。他にもいろんなサンドゥイッチがあって例えばツナ、あるいは野菜。
それらを自由に組み合わせることもできるのだけど、ハムと玉子の組み合わせがやっぱり絶妙。
玉子は具材の主張が強くてまるで出汁巻き玉子を手づかみで食べてる感じがたのしめる。
一方ハムはパンの存在感が強くてよく焼きトーストのサクサクカサカサ、前歯くすぐる感じがおいしい。数あるサンドゥイッチの中でも両極端がひとつのお皿に並んでるという振れ幅たのしむオゴチソウ。

かわるがわるパクパク食べて、サイドの一組。
ハムと玉子のどっちを最後に食べようか…、って今日は迷った。
大抵、玉子を最後に食べる。ところが今日のハムのサンドイッチのカサカサとした噛みごたえ。前歯くすぐるパンの乾いた感じがかなり気に入って、まずはハムを半分。そして玉子を半分食べて、残り半分の玉子を片付け、最後にハムを残してパクリ。
キレイさっぱり片付ける。
ちなみに今日のココの写真が、ちょっと青目に仕上がった。
理由は水槽。熱帯魚をキレイに見せるための照明が写真の色調に影響与えた。まぁ、それもよし。そういや昔、ボクの実家に同じような水槽があった。ネオンテトラがキラキラ泳ぐ姿がそれに似ていてちょっとなつかしい。

 

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