の弥七の油淋鶏にウットリとするお昼時

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午前中で打ち合わせをして、自宅で仕事をしましょうと、それで一旦、四谷三丁目に戻ってきます。せっかくだからひさしぶりに「の弥七」のランチにしようと、友人さそっていそいそと。
開店とほぼ同時にして、すでに先客一組で、のちに続々、お客様がやってくる。しかもみなさまゴキゲン女性。男はボクたち二人だけ。平日の昼というコトもあるのでしょうけど、おいしいお店、たのしいお店は女性によって守られている…、ってそんな事実をまざまざと。
調理人2人で昼はやってた男のお店。それが今日は女性のサービススタッフがお手伝い。いろいろ余裕ができたんだなぁ…、ってにっこりします。

noya-zensaiまずは前菜。
いつも3品…、どんなものがやってくるかとてもたのしみ。

今日はまず「揚げごま豆腐」。
ごま豆腐をまんじゅう状にまるめて粉を叩いて揚げる。
表面さっくり。
ところが噛むとネットリ、トロリ。
揚げた油の風味の故か、それとも調味料の絶妙なる配合によってかこれがごま豆腐だとはまるで思えぬ。
フグの白子を焼いたものを食べたみたいな力強さと、風味豊かを感じてウットリ。

イワシの醤油煮には四川山椒をタップリあわせる。
食べると舌が痺れます。日本の実山椒がお子様向けに思えるほどに痺れ強くて、お水を飲むとトロンと甘みを感じるほど。しびれた舌が早く次の料理をほしい…、とねだってお腹もグーッとなる。枝豆の醤油漬けは、その茹で加減が絶妙で噛めば噛むほど甘みが滲んで、お酒を飲みたい…、ってしみじみ思う。でも仕事だもんなぁ。今日はガマンでお茶を飲む。

noya-yurinchinoya-sakanaランチの料理を3つたのんで、2人でわける。
まず油淋鶏。
昨日、作って食べた焼いて仕上げる油淋鶏。
この「の弥七」のご主人のまかないレシピのままに作って、おいしく食べた。
でもそのおいしさに、やっぱり本物を食べておきたいって気持ちが湧いて、それで今日。

バリっと揚がった鶏の肉。
皮と肉の間に大きな空間ができるほどに、皮がバリバリ。
脂が油に抜けて薄っぺらになってバリバリ。
上にはタップリ、ハーブ野菜の約みがのっかる。
細かく刻んだネギとしょうが、パプリカ、大葉。ボクが作ったのは九条葱。ここのは白ネギで、やはりシャキシャキ感と辛味、香りは白ネギの方が数段上だった。
自然な甘みが上品なタレもおいしく、酸味のスッキリ。バランスが良い。
やっぱりプロが作る料理は違うよなぁ…、って感心しながらバリバリ、パクパク。口の中が騒々しくなるたのしい料理。ニッコリです。

季節の炒め物はきのことレンコン、白身魚を使ったモノ。トロリとろみがなめらかで、甘み豊かな味わい深さ。椎茸、しめじにエリンギとキノコがタップリ味わえて、しかもレンコンがネットリ、やわらか。カリカリとしたレンコンとはまるで違った深い風味にこれまたウットリ。

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麻婆豆腐とご飯で〆る。ココの麻婆豆腐はちょっと特別。ひき肉じゃなく牛すじ肉を煮込んで崩したものを使って味わいを出す。
中華料理のように思えぬ牛すじ肉の味わいで、ブフ・ブルギニョンを食べてるみたいな力強さとゴージャス感。豆腐はフルフル。赤こんにゃくのプリプリ感が互いの食感ひきたてる。
辛味ビリビリ、しびれ感はやさしめで晒したネギをタップリのっけて食べるとシャクシャク、口の中をみずみずしくするオゴチソウ。
今度は夜だなぁ…、何がでてくるかわからぬたのしさ。日本料理と中国料理のその両方を熟知して、だから日本の人の口にたのしい料理が作れる。こういうお店が近所にあるってなんてシアワセ…、と思う昼。

 

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