のりトーストと東京で一番好きな天ぷらそば

浅草に行こう!
四谷三丁目から浅草にはいろんな行き方があるけれど、今日は四ツ谷の駅までテクリと歩き中央線で神田乗り換え銀座線。
乗り換えついでにひさしぶりに神田エースで朝食にする。
神田のオフィス街の中にポツンと残った昭和。「元祖のりトースト」ってのぼり旗に誘われカランとドア開ける。
朝10時まではのりトーストにコーヒーがついて550円なるお得な価格。しかもコーヒーが一杯無料でお代わりできる。
迷わずそれをたのみます。
薄切り食パンのトーストで海苔を挟んだシンプルな料理で、なのに同じようには作れない。簡単にみえて真似することができない料理こそ名物料理と呼ばれる価値があるんだろうな…、って思ったりする。寡黙なマスター、BGMもない静かな店内に製氷機のモーターの音。いい空気。

さて、のりトースト。よく焼けたパン。たっぷりバターが塗り込められてて海苔を挟んだ面には醤油が染み込み濡れている。手にするとバターで指がテカテカしてきて醤油と海苔の香りが鼻をくすぐるおいしさ。
磯辺焼きだとか焼きタラコだとか、とにかく磯の風味が漂う不思議なおいしさ。本来カサカサ乾いた感じがするはずのトーストが、食べてるうちにすべすべもっちりしてくるところもオモシロイ。ミルクを足すとまろやかになるコーヒーは飲みやすくってホッとする味。
薄切りのパン。具材も海苔だけと最小限でだからお腹を重たくしない軽やかさ。これぞまさに軽食だよなぁ…、お茶のお供に粋でピッタリ、オキニイリ。

 

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浅草寺さんにお参りをして昼を尾張屋で天ぷらそば。
ふたりで一緒に一番お参りしたお寺はここ浅草寺。参拝のあとにはたいてい尾張屋で食事をしたから、一緒に一番食べた天ぷらそばはここ尾張屋の天ぷらそばに違いない。
腹ペコのときには天丼をひとつ追加して分けてたべてた。天ぷらそばにはえび天2本。天丼にも2本で都合ひとり3尾の天ぷらを食べてたことになるんだけれど、おいしいんだからしょうがない(笑)。
天ぷらの衣が厚すぎず薄すぎず。
チリチリ花を咲かせるように揚がってて、それが思う存分汁を吸い込み散らかっていく。汁に油が混ざってコクや旨みが増していく。おいしいねぇ…、って汗をかきかき食べたものです。なつかしい。

器を横切る立派で大きなエビの天ぷら。エビはむっちり、ムチュンと歯切れて華やかな香りと甘みが広がっていく。衣がサクッと壊れてハラハラ口の中で散らかる感じがエビの食感引き立てる。
ばっさり歯切れるそばの食感は心地よく、風味もゆたかで天ぷらや汁に負けぬおいしさ。
豊かなうま味をたたえた汁は後口スッキリ。最後に酸味が舌に残って、次のひとくちをねだるおいしさ。オキニイリ。
考えてみればエビの天ぷらは天ぷら界の女王であると同時に、そばのお供の王様でもある。天ぷらそばとはそういうゴチソウなんだろうな…、と思ってニッコリ。尻尾バリバリ、汁一滴も残さず食べた。満ち足りる。

 

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