のりトーストからココナツミルク珈琲

神田に移動。お茶を飲もうとエースに到着。
神田の駅からちょっと歩いたオフィス街。小さなビルが建ち並ぶエリアにポツンとある喫茶店。
お茶だけで…、と思って来たのに11時半まで朝食サービスをやっている。
ここ名物ののりトーストがなんとワンコインというではないの。たのんじゃう(笑)。
お店の外にも「元祖」をなのる幟が堂々とはためいていて、やってくるほとんどの人がコーヒーと一緒にのりトーストをたのんでる。コーヒーをアイスコーヒーに変えると520円。外は暑くて520円のセットを選ぶ。
すごくシンプルな料理なんです。食パンを薄切りにしてトーストし海苔を挟んだだけの料理で、だから自分で何度も作って試してみるのだけれど不思議なことに同じようには作れない。簡単な料理であればあるほど本物と真似たものの差が出るんだろうなぁ…、と思って今日もたのんで食べる。

薄切り。しかも手切りでしょう。
ところどころが暑さが違っているのがまずいい。
パンは両面焼けている。
2枚が一セットです。2枚それぞれ片面だけにバターを塗る。塗った一枚に三角形に切った海苔を貼り付けて、醤油を垂らす。
そこにもう一枚のパンをのせて挟むのだけど、オモシロイことにかぶせるパンはバターを塗った面が上側。
つまり海苔に直接ふれるのはバターを塗ってない面なのですネ。
海苔がバターで濡れすぎないように…、ということなのか。だからのりトーストを手にすると指がバターでツヤツヤしてくる。齧ると最初にバターの香りやツヤツヤとした油分を感じるのは多分そのせい。オモシロイ。

のりの香りがトーストを磯辺焼きみたいな風味にしてる。パンの表面は焼けているからカサカサで、なのに食べてるうちにスベスベしたような感じがするのはおそらく錯覚。海苔の歯切れが良くて、自分で作るとパンと一緒に海苔が歯切れてくれなかったりするのです。オモシロイなぁ…、本当に不思議にオモシロイ。
アイスコーヒーは加糖。昔の喫茶店のアイスコーヒーの苦味どっしり、酸味おだやか、甘みがコクを作ってる味。
いろんな種類のコーヒーが用意されてるリストがある。その一番上が「ぽんちぇでかふぇこんれちぇ」とある。いつもこれを「ポンチェ・デカ・フェコン・レチェ」って読んじゃう。本当はポンチェ・デ・カフェ・コン・レチェ」。スペインのシェリー酒を注いで味わうカフェラテ…、らしい。まだ飲んだことはないけどなんだか大人な予感にウットリします。ちなみに今日のサンドイッチ。パンの一枚が端っこでほぼ耳だけ…、ってちょっと微妙な状態でした。巻き寿司の端っこだったらウェルカムなのに食パンの端はあんまり好きじゃない(笑)。

 

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それから打ち合わせで上島珈琲店。ここで飲むものといえばずっと黒糖ミルク珈琲だった。今日もてっきり、それを飲むものと思ってお店に入ったら、季節のメニューに「ココナツミルク珈琲」っていうのがあった。あっさりそれを試してみます。
ミルクコーヒー用の真鍮製のマグにたっぷりミルクコーヒー、上にぽってりホイップクリーム。ローストココナツっがちらかっていて、グルグル混ぜて飲むとたしかにココナツの香りが南国。なかなかおいしい。
ココナツの香りって夏の香り…、しかもハワイの夏のプールサイドの香りに感じる。コパトーンを鼻の下に塗ってコーヒー牛乳を飲んだらこんな感じになるのか…、って思ったりもする。オモシロイ。

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