ロイヤルホストが気持ちいい場所になり始めたのかも

ロイヤルホストでランチにしました。ひさしぶりのこと。
西新宿の超高層ビルの一階テナント。週末はエリア自体がにぎやかじゃなく、しかも目立たぬ奥まった場所。
のんびりできて、近所の忙しない店よりもオキニイリ。案内された席に座ってしばらく観察。
あれ、良くなった?ってワクワクしてきた。
スタッフの動きがキビキビしていて正確。すべるように、飛ぶようにテーブルの間を行ったり来たりするのだけれど、様が優雅で騒々しくない。途中、店長が何かの用で店外に出ることがあったのだけど、白いウェイタージャケットを脱いでスーツに着替えて出てく。こういう配慮ができる余裕がかつてはなかった。この店だけなのかなぁ…、ロイヤルホストがかつての優雅を取り戻すのはうれしくってしょうがない。
ただメニューを開くと、商品に関してはまだ混乱してると思ってしまう。

種類が多く何が売り物かわからぬとっ散らかりは相も変わらず。
わかりやすい付加価値をと思ってでしょう…、「フレッシュ野菜は国産です」と書いてある。
フレッシュじゃない野菜…、例えば付け合わせの焼き野菜とかソース、スープの中の玉ねぎ。
あるいはコーンポタージュの原料などまで国産化できない事情を隠す苦肉の策でしょう。

そもそも国産野菜ならおいしいのか、安心なのか…、とそこにたよるのは飲食店として大切なことをし忘れているという証。ロイヤルホストの商品はなにをおいても安心、安全。おいしくて当然です…、と胸を張って言える状態を作ることが先なんじゃないかな。ケールのサラダをたのんで食べる。
最近、ケールは大人気。ただドレッシングが甘ったるくて健康的なものを食べてるはずなのに、気持ちが一向に健康的になっていかないなやましさ。

メインはステーキピラフにすることにした。
アンガスビーフのステーキをバター醤油で仕上げたピラフの上にのっける。中にはシャキシャキ感を残した玉ねぎ。牛肉の脂と筋の部分を細かく切り分けて、こんがり焼いたのが入って食感、味わい整う。
この脂。鉄板焼きのステーキの後に作ってもらうガーリックライスに入っているとうれしくなっちゃう。噛むとジュワッと脂の甘みと焦げた香りがおいしい決め手。ステーキ自体は脂をしっかり掃除されてて、歯切れ感といいジューシー感という文句なしの痩せた仕上がり。粋な料理の作り方を知ってるよね…、ってニッコリします。

一緒にジャワカレーをルーだけたのむ。もっともルーだけって料理はないので、カレーライスのライス抜き。ライスの分が安くなる訳じゃないけれど食べたいんだからしょうがない。そう伝えると、なんのためらいもなくその注文を受け入れる。大人の客と大人のスタッフの正しいやりとり。いい感じ。

ジャワカレーはもう何十年も前からずっと変わらぬ味わい。具材がとろとろになるまで煮込まれ、辛味と酸味のバランスがいい。飛行場のロイヤルホストに入って迷ったら、これをたのめば間違いなしの定番料理。オキニイリ。
こんがり焼いたナスにパプリカ、ピーマン、かぼちゃ。野菜そのものの味や風味がしっかり残って、口をさっぱりしてくれる。ステーキの上にはどっさりフライドオニオン。付け合わせには刻んだ柴漬けと、必要なものがすべて一つのお皿の上に揃ってる。
それにしても西洋系の観光客が多いこと。近所にホテルが多いという立地の事情もあるのでしょう。ボクの隣にはアイオワから来たという老夫婦。
なんでここにきたんですか?と聞いたら、もう東京も1週間。ホテルの人に、いいお店はないですか…、って聞いたらここを紹介された。来てみれば昔のアメリカのいいレストランがそのままあって、料理もおいしく気に入ったと。海外の人からあらため評価され、そういう評価が日本の評価にもなればいいのに…、と思いもしました。オキニイリ。

 

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コメント

  1. Comfort

    榊様のブログでは久しぶりの「ロイヤルホストの楽しい話」ですね。

    私もほっとしています。

    底力は十分あるのだから「やれば出来る!」です。

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      Comfortさん
      かつての輝きをひさしぶりに見た気がいたしました。
      大きいからと奢らない。
      大きいからといってあきらめない。
      まだまだ全盛期と比較すると不満を感じるところもあり、時代も上等であり続けることを許さない厳しさもあるなか、でもがんばってもらいたいなぁ…、と応援したくなりました。

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