なぜ愛知県は外食チェーンの培養器になれたのか
ブロンコビリーが北関東の展開に本腰を入れているようです。
前橋、太田、伊勢崎と群馬県に次々開業。
積極的に立地開発をしているようで、これからも店を増やしていく計画なのでしょう。
北関東といえば宮ステーキとフライングガーデンといったファミリータイプのステーキ、ハンバーグチェーンの牙城です。
同業チェーンがあるということは、市場があること。
出せば客はいる場所です。
とはいえ今でさえ外食市場は飽和気味。
まだ市場に余裕があれば競合でなく共生できる。
例えば新宿の小滝橋通りはラーメンの町と言われてひさしく、今でもお店は増えている。
あの町に行けばどこかでラーメンが食べられるだろう…、とお客さまが集まる要素にもなっていて、それは共生。
でも北関東に新たなステーキチェーンが出てくることは、すなわち既存チェーンの売上を食ってやろうと思って来るということなのです。
どこが一番割を食うのか興味津々。
とはいえなんで北関東に来たんだろう。
ブロンコビリーは名古屋出身。
中京、東海では認知度の高いチェーンだけれどなかなか他の地域に出られない内弁慶系チェーンでもある。
関東進出は17年前。
2008年に東京の昭島に出店したのをふりだしに、店を増やそうとがんばるものの南関東を攻めあぐねた末、群馬県に照準を絞って積極攻勢。
理由は彼らが名古屋出身という点で、名古屋を含む愛知は多くの外食チェーンが生まれた地域。
なぜってことを考えます。
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