どちらも再開、リッツボンにオールシーズンズコーヒー

あの店、もうやっているのかなぁ…、と思って、おむすびの専門店「リッツボン」を覗いてみました。
そしたらめでたく営業再開。10時開店のところ11時開店、ランチが終わったら店じまいという時短営業ではあるけれどありがたいかな、メニューは昔と同じ内容。
11時前だったからまだ準備中。お店の中を覗き込んだらよければ中で待ちませんか…、と言われて座る。
20分ほどマダムとおしゃべりしてました。
一ヶ月ほど営業自粛したけれど、本当はずっとやりたかった。お客様がこなくても家でぼんやりしてるくらいならお店でぼんやりしている方が気が楽だからと思ったのだけど、営業してない伊勢丹を見るのが辛くて自粛した。確かにこの界隈において伊勢丹はあたかも太陽がごとき存在で、暗くて冷え冷え。それもそろそろ営業再開っていうからそれがたのしみで…、って。たしかにボクもそう思う。

準備ができて、いつもの注文。
スパムに梅干し。
それぞれ2個2個甘いの、それからお味噌汁。メニューをみずともすらすら言える。
それぞれ2個2個っていうのは、おむすびを定食にしたときに一個づつついてくる鶏の唐揚げと玉子焼きを2個づつにしてっていうコト。
甘いのっていうのは甘い玉子焼きにしてくださいという注文。

それに野菜のピクルスと紫キャベツのコールスローがついてくる。
今日の味噌汁は豆苗とさつま揚げが実で豆苗がたっぷりはいって味わい濃厚。鶏の唐揚げは味がしっかり肉に入って、さっくり揚がって軽快な噛み心地。よく揚がった表面がザクザク壊れるような感じもオキニイリ。玉子焼きはふっくらしていて、自然な甘み。よく焼きの焦げ目の香りがまた旨い。

スパムのおむすびはご飯にたっぷり胡椒をくわえ、スパムとご飯の間にたっぷりマヨネーズ。スパムがクチャっと潰れて脂がジュワリとにじみ、それを胡椒風味のご飯がしっかり受けとめる。いろんな店のいろんなスパムおむすびがあるけどボクはこれが好き。
酸っぱい梅干しが口を唾液まみれにしてくれる梅のおむすびも好きな味。
ご飯はやさしくふっくらとまとめただけのここのおむすび。だから噛むとクシュッと潰れる。パリパリの海苔と一緒に口の中に飛び込んできて、ご飯の一粒一粒がハラっとほぐれて散らかっていく。軽い食感。オゴチソウ。
おむすび2個でちょうどご飯一膳ほどの分量で、たっぷりの汁をお腹に収めてもまだ軽いのがありがたい。

 

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おむすびで軽やかにランチを終えて食後にコーヒーを飲む。
新宿二丁目の仲通りにあるオールシーズンズコーヒーというエスプレッソの専門店。
ずっと休業をしてらっしゃった。
政府からの自粛解除を受けての営業再開で、ここも朝の営業をあきらめ時短営業。11時開店という状況。
お店はさすがに静かでした。お店の中にはゴキゲンな男性スタッフがひとりでニコニコ接客し、エスプレッソを落としてできた商品を運んでくれる。
ご近所ですか…、なんて会話もしっかりたのしめてぽってりとした喉越し濃厚なマキアートをおいしく飲んだ。
コーヒーの香りで満たされた空間でおいしいコーヒーを味わうのって、やっぱり格別。ありがたいなぁ…、と思ってお店をあとにした。

 

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コメント

  1. あーた

    緊急事態宣言中、車を動かさねばと
    ピカデリーの無印に行ったのですが、
    伊勢丹の車寄せがガラーンと、広々と
    していてさみしいことさみしいこと。
    こんな近くにおにぎりのお店が
    あったのですね!
    自粛明け最初の伊勢丹はベルグで
    ビッグドッグ食べてから開店と同時に
    入店、お昼はここのおにぎり、
    にします。楽しみです。

    • サカキシンイチロウ

      あーたさん
      伊勢丹もやっと再開されて新宿の町がほんのちょっとだけ明るくなりました。
      とはいえ伊勢丹のお店の中は緊急事態のまだ真っ只中なんだと思わせる仰々しさ。特に開放されている入り口が少なくて、入店するのをためらってしまうような状況にあります。
      入店されるときは一階からでなくぜひ地下から。おいしい匂いに癒やされます。

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