とんかつ専門店とスタンドカレーのハイブリッド?

新宿で気になっていたお店を覗く。
京王電鉄系の会社がやってるカレースタンド「C&C」。
京王電鉄と言えば新宿がベースの鉄道会社です。
だからカレーチェーンもその本拠地は新宿で、特に西口界隈にはお店が何軒も集中している。
いろんな実験をはじめています。
3年ほど前に一軒、オムレツとカレーを融合させたカフェ風の店を作ったりした。
で、先日。
ヨドバシカメラ本店の向かい側にあったお店が「カツカレー専門店」へと衣替え。
もともと1年ほど前にこの店だけ「新宿カレー」って看板になり「プロデュース・バイ・C&C」って位置づけになっていた。
券売機があって先払い。
カウンターだけ。奥に厨房。しかもカウンターが細長いU字型という典型的なカレースタンドの形はそのまま。メニューがカツカレーだけという具合になってる。
自社競合をさけるために新しいコンセプトのお店を開発しなくちゃ…、というニーズがあったのでしょう。それに加えてちょっとでも客単価が高く取れればなおよしということもあって、カツカレーの専門店を…、ってことになったのでありましょう。

考えてみれば大抵のスタンドカレーにはカツカレーがある。
とは言え、そういうお店のカツは貧弱。しかもほとんどが揚げ置きです。
揚げておいたカツをウォーマーに入れるか、あるいは二度揚げすることで商品にしている。
そもそもそういうお店で食事する人が、カツそのものの味でカレースタンドを決めるかどうかと思うといささかあやしいほどに、カレースタンドのカツは添え物。
ここではそれが揚げ立てです。
注文を受けてから揚げはじめるから少々時間がかかるけど、とんかつ専門店のカツに比べれば薄めだから待ち時間は短め。とんかつ店とカレースタンドのいいとこ取りを図ったようなそんな感覚。ちなみに、商品のラインは2つ。大衆的な値段のそれはご飯の上にカツを自家のせ、カレーがかかる。上等ラインはカツとカレーが別皿で、カツの部分はとんかつ定食のそれのよう。

通常タイプのチキンカツと、熟成三元豚のカツのカレーをたのんでためす。
薄めのチキンカツは胸肉。
皮も一緒にパン粉をつけてサクッと揚げてる。
なかなかおいしい。
カレーの辛さは自由に選べる。辛さの調節はカレーのベースにカイエンペッパーベースの辛味オイルを混ぜて仕上げる。

カレーはC&C独特の胡椒の風味がスパイシーなモノなんだけど、中には肉も玉ねぎも本来他の店なら入ってるはずの具材がないのがなんだか淋しい。
カツにコストがかかった分、カレー自体でコストを節約しているのでしょう…、C&Cのカレーが好きな人にとってはさみしい工夫。本末転倒な感じがしちゃう。

熟成三元豚はちょっとチープに感じます。カレーの上にのってるときと、それだけ別にして皿に盛られる。しかも網の上にのっけて提供されると否が応でも期待が膨らむ。その期待を受け止められない程度の厚さで、とんかつだけで食べようとするとやっぱりどこか無理がある。
結局、カレーの上にのっけて食べるとしっくりくる程度。
それにしても4辛たのむとヒーハー、舌が熱くなる。それでキャベツをカレーにツッコミ、舌を冷やしつつ食べてみる。案外、カレーで食べる千切りキャベツがおいしくて、そういうメニューがあってもいいんじゃないかなんて思った。
らっきょうは相変わらずトッピング扱い。高級風を装って差別化するなら、いっそらっきょうを無料、使いたい放題にしてくれたほうがうれしいのになって思ったりする。かなり残念…、フライング気味の新業態でござんした。

 

関連ランキング:カレーライス | 新宿駅都庁前駅新宿西口駅

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。