スタバのリザーブストア、とっちらかっておりました
料理に力を入れたスターバックスが銀座にできた。…、というので来てみる。
日本上陸一号店の近くにあったツーフロアー構成のスターバックスを改装して先日開業。
もともとこの店はかなり特別なお店のひとつで、開業したときには暖炉があった。欧米のスキーリゾートにあるような丸い暖炉で、それを取り囲むように作られた客席は取り合いになるほど人気があったりもした。
驚いたことに一階はテイクアウト専門。普通のスターバックスなら30席は優につくれるだろうと思える大きなスペースにあるのは大きなカウンターだけ。イートインのお客様は2階にお上がりください…、というシステム。階段を上がるとその先にまた大きなカウンター。しかもコーヒーカウンターの手前にサンドイッチやパン、ケーキが並べられている。奥にキッチンがあるようで調理スタッフが出たり入ったりしながら商品を並べてく。コーヒーだけじゃないスターバックスの世界を作りたいんだなぁ…、と思う。
ただ注文を受けるシステムが分かりにくくてかなり戸惑う。
飲み物以外はフード関係のショーケースのところで注文。番号札をもらって改めて飲み物を注文する列に並び直さなくちゃいけないんです。リザーブバーの飲み物メニューはまた複雑で、豆を選んだりコーヒーの作り方を指定したりと時間がかかる。
だから料理をたのむために寄り道しなくちゃいけないのはかなり面倒。にもかかわらずお店としてはフードも売りたい。この店ならではの試みを、前注文先払いというスターバックスの強みが邪魔する。なやましい。クロワッサンのサンドイッチを注文し、デカフェのドリップコーヒーもらってテーブルにつく。
サンドイッチのクロワッサンは、ミラノで有名なパン職人「プリンチ」のだという。
サンドイッチの下に敷いた紙にもパンの出自が書かれてて、それが一つの売りでもあるんでしょう。
でも日本にはおいしいクロワッサンがたくさんある。
実際食べても、特別おいしいと思えるものではなかったし、パンとコーヒーのペアリングのような提案があるかと言えばそうでもない。
挟まれた卵焼きにたっぷり混じったパプリカやハーブの香りがアメリカ的で日本離れしているところが特別と言えば特別だけど、期待を大きく上回るものではないのが残念。デカフェのコーヒーはくっきりとした苦味とやさしい酸味、豊かな香りがおいしくてカフェインフリーでもこれだけしっかりとしたコーヒーになるって、さすがスタバだなぁ…、って感心します。
ちなみにほとんどの飲み物はお店の人が運んで来ます。そのため驚くほどの人が働いていて、これで本当に利益が出るんだろうかと心配になっちゃうほど。研修店舗を兼ねているのかもしれません。
追加でシトラスミントトニックの代わりにもらった番号札を、買い替えたばかりのiPhone 11 pro maxといつも使っているLEICAで撮った写真を比べた画像を一枚。科学の力ってスゴいなぁ…、ってかなり感心。
そのシトラスミントトニックは酸味、苦味がしっかりしていて香りさわやか。ライム、ミントもたっぷりはいって「旨い」というより「上手い」飲み物。2000円を遥かに超える贅沢でした。勉強です。
サカキさん、おはようございます。
私は先日中目黒のリザーブロースタリーに行ってみました。
ここも1階はコーヒーとプリンチ・グッズ、2階は紅茶、3階はコーヒー・カクテルと分かれていて、まず4階までのどこかで席をとらなければならないし、欲しいものが点在してたらそれぞれ並ばなければならないし、といってもどこになにがあるのかもわからず、サーっと回った後店舗限定のスターバックスカード(チャージは5000円から)のみ購入して退散しました。
使いこなせるようになるには予習と実地訓練が必要かなと(笑)。
スタバのテーマパークなんだなと思いました。
あーたさん
「ショート・トール・グランデ」と訳のわからないサイズ表記をしたり、金を払ったらとっとと歩いて、ピックアップカウンターで商品を混て…、なんていうお店の都合をお客様に押し付けるやり方を、かっこいいと思わせるマジック。
確かにねずみ王国に似ているような感じがします。
そのうちファストパスが販売されたり、一日飲み放題チケットが売られるようになってもビックリしない覚悟はすっかりできました(笑)。
1日飲み放題チケット!
いくらだったら買うかなと考えてしまいました(笑)。
行きは中目黒駅から歩き、帰りはすぐそばの青葉台二丁目から代官山トランセに乗ったのですが、思わずT-SITEで降りて普通のスタバに寄ろうかと思いました(苦笑)。
あーたさん
ボクなら新宿三丁目のお店からはじめて、新宿のブラックエプロン、そしてまた新宿三丁目のお店、新宿御苑のお店をひやかして家に変えるお散歩ルートかなぁ…。
スタバのコトです。3000円とかふんだくりそうですね。