たのしい仲間と忘年会

夜、忘年会。昔の仕事の仲間がひさしぶりに集まった。
一緒に何をしようとかってことでもなくて、ただただ集まり、互いに元気な顔を確認し合うだけ。
でも一緒にいることがなんでこんなに楽しいんだろう…、ってしみじみ思う。
場所は九段下の三希房という店。
四川料理の専門店で、ランチタイムには近隣で働く人がおしかけにぎわう人気のお店。いつもの夜は静かなのだけどさすが忘年会シーズンです。にぎわっている。
忘年会用の気軽なコースをたのんでたのしむ。まず冷菜の盛り合わせ。湯通ししたエビに生のザーサイを炒めたモノ。甘酢に漬けたクラゲによだれ鶏。あまりにおいしく思い出すとよだれが出てくるほどだ…、って名付けられた四川料理の名品で、花山椒のしびれがよだれをひねり出す。

豚の脂ののった三枚肉をトロトロになるまで煮込んだ煮豚の料理。ふっかりとした饅頭でネギやきゅうり、大葉と一緒に挟んで食べる。腹ペコペコだと飲んでもおいしくないからこういう、おしのぎ的な料理が最初にでてくるのってありがたい。
黒酢の酢豚。黒酢独特のふくよかでやわらかな酸味を感じる香りとともにやってくる。
お皿の上には野菜がたっぷり。ゴボウにれんこん、さつまいも。どれもが揚げられ黒酢をまとってテカテカ光る。箸で探ると下には豚肉。拍子木状にきられて揚がってよじれたように仕上がっている。表面サクサク、中はしっとり。風味豊かな黒酢のタレをまとってとろける。おゴチソウ。

ここの人気の料理がふたつ。
ひとつはパリパリチキン。
陰干しにした鶏をまるごと油で揚げてぶった切ったもの。
鶏肉自体にしっかり味が入っててしっとりふっくら。
よく揚げられているから皮は痩せて極薄。
ペロリと剥げる。
骨からの身離れもよくて骨の周りの肉のおいしいコトにウットリ。
指をチュブチュブ舐めながら味わい食べる。
それから麻婆豆腐。細かなひき肉、存在感を感じさせぬ程度のネギ。ふるふるなめらかな豆腐に唐辛子や山椒の辛味、しびれが絡む。ヒリヒリするような辛さではなく、どっしりとした豊かな辛味。舌をつねるような山椒のしびれがたのしくて、冷たい飲み物がすすむゴチソウ。話もすすむ。

味がしっかり入った棒餃子。タレなど使わずそのままおいしく味わえる。軽い酸味を感じる唐辛子ダレと一緒に味わうニラ饅頭はぷりぷりのエビがぎっしり詰まって、噛むと散らかる。旨味も強い。
担々麺で〆となる。断面四角い独特な麺。ゴワゴワゴリゴリと食感たのしく胡麻や唐辛子の風味強烈なスープに負けぬ力強さにウットリします。ひさしぶりながらなつかしく、いたずらに辛さやしびれを強調するでないおいしさにウットリしました。オキニイリ。
来年はたまにこうしてみんなでうまいものを食べに行こうよとたのしく決定。「よいお年をおむかえください」と挨拶しあって雨の街へと散会す。

 

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