たこ焼きにソルティースイカ、夜のタラコスパゲティ
新宿御苑をぶらぶらし、思い出の町をブラブラ、家に向かって歩く途中の銀だこにくる。
四谷三丁目にも一時期あった、ハイボール酒場が小さな商店街の外れにある。
四谷三丁目は銀だこを運営する会社のテストマーケティングの場所だったのかなぁ…、カレー屋さんもあったけどあっという間になくなった。
たこ焼き6個にハイボールをつけのんびり待った。
そしたらユーミンの「魔法の鏡」の早乙女愛バージョンが流れてきた。
彼女がデビューのきっかけになった「愛と誠」を観たことがない…、ってタナカくんに言ったらビデオをワザワザ借りてきてくれ、観ながら「早乙女愛ってノーブラが好きだったんだよ」なんてひとくさり。雑学辞典のような人でありました。
たこ焼き完成。ソースが香り鰹節が小さなダンスをしばらくしてる。大きな削り鰹ならば手招きするように優雅に踊ってくれたのに、ちと残念。マヨネーズをプチュンプチュンとほどこし箸でふたつに割ってみる。
表面カリッと揚げて仕上げて、中はとろとろというのがここのたこ焼きの独特なとこ。焼きすぎちゃうと生地の水分が抜けて、トロトロ部分が少なくなっちゃう。6個のうちの2個がそういう「クリスピーたこ焼き」になっていました。その食感も案外好き。
残りの4つはクリスピークリームで、とろける生地がタコの食感が引き立つおいしさ。悪くない。
そういえば四谷三丁目に店があったとき、買って帰って家で食べると蒸気で蒸されて生地がしっとりした上に温度もほどよく食べやすかった。猫舌のタナカくんは、銀だこのたこ焼きはテイクアウト用にできてるに違いないよ…、って言ってたけれどそれは案外正しかったのかもしれない。
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プロントのスイカジュースの季節が来ました。
そのまま食べるスイカは苦手。青い匂いとシャリシャリ感があんまり好きになれなくて、けれどスイカジュースはこの上なく好き。
好きになったきっかけはバリ島のホテルの朝にタナカくんが試してみるって飲んだこと。そのおいしいことにたまげた上に、体の熱をとってくれるということにも感心し、滞在中ずっと飲んでたほどだった。
それから「おいしいスイカジュースを飲みにいこうか」はそろそろバリに行こうかっていう合図になった。なつかしい味でもあります。
今年のスイカジュースもおいしい。爽やかな夏の香りにほどよい甘さ。氷の上にほどこした塩が後味キリッとひきしめ、気持ちがバリに飛んでいく。
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夜、スパゲティを作る。
上等なタラコをひとはらしごいてバターと一緒にボウルにいれる。スパゲティを茹でてる間に大葉を刻み、茹で上がったスパゲティをボウルにいれてかき混ぜる。タバスコで香りと辛味を整え完成。
タラコとバターで味はしっかりととのって、お皿に盛ったら大葉を散らし、ウニをひと箱まるごとそわす。全部を混ぜてもいいのだけれど味は均一。こう盛り付ければいろんな味をたのしめる。しごいたあとのタラコの膜も忘れずおいて、いただきます。
タラコのうま味とバターの風味にまずウットリ。大葉を混ぜればさわやかに、ウニは甘くて食感なめらか。結局最後は全部一緒に口の中にやってくる。
ジャンボンブランをオリーブオイルでソテしてサラダ用のほうれん草にかけまわし仕上げたサラダ。ほんのちょっとの塩と胡椒で味がしっかりととのってハムの食感もおゴチソウ。
お供物にしてたいちごを食べて今日の〆とする。