たこ焼きで虫養いのつもりが〆で煮込みうどん

名古屋駅で乗り換えの前に虫養い。
「にぎりたて」っておむすび屋さんを目指して歩いた。口の中はすっかりめはり寿司になっていたんだけど、もうあと5歩というところでソースの匂いに捕まった。
「たこぢゅう」というたこ焼き屋さんから出てくる匂い。前からずっとその存在は知っていた。気になってはいたのだけれど、今日は匂いがひときわ強くて、気持ち釘付け。
どういうたこ焼きなんだろう…、とみるとネギたこ焼きが推しのよう。10個で500円。ポン酢やソース、醤油だれと味が選べるという仕組み。
たこ焼き焼いてる元気なおにぃちゃんと目があって、彼の笑顔がとっても良くって急遽たこ焼きで虫養い。醤油味でとお願いします。テキパキできて、手渡された箱の蓋は弓なり、ズッシリ重い。

かろうじて箱本体に刺さった蓋の爪をはずすと、パカンと蓋が弾かれたように開く。
びっくりするほどたっぷりのネギで主役のたこ焼きがすっかり隠れてしまってる。まずネギを食べてたこ焼きの救出作業。生のネギです。シャキシャキ歯ざわりたのしくて、辛味、甘味が入り混じる。しかもおいしいネギらしいネギ。シャキシャキモギモグ、かなり顎を動かしてやっとたこ焼きの尊顔拝見。小ぶりでちょうど一口サイズ。関西風にふっくらしていてフワッフワ。タコもしっかり入ってて出汁の旨味と風味がうまい。
そのふわふわとネギの食感が引き立てて、なかなかによい組み合わせ。
最初はシャキシャキ生っぽかったネギに徐々に、焼きたてたこ焼きの熱が移ってしんなりしてくる。ネギの辛味が甘味に変わりみずみずしさが際立つ感じがオモシロイ。ハマってしまいそうであります…、オキニイリ。

 

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虫養いだけにして新幹線に乗ろうと思っていたのだけれど、ネギのパワーでお腹に火がつく。
せっかくだから山本屋本店の味噌煮込みうどんを食べてやろうと、名駅近くに新しくできたお店にやってきてみる。
山本屋本店といえばうどん屋さんらしからぬ上等で乙にすましたところが独特な店なんだけど、ここはカウンターが中心でかなりカジュアル。うどん屋さんとしてならこういうムードの方が好きだなぁ…、って思ってニッコリ。
ムードが気軽でもまず漬物がやってきて、お代わり自由。さらしたスライスオニオンに白菜、キュウリとどれも吟味されたおいしさで白だしかけて味わう趣向や、お代わり自由というのも他のお店とおんなじ。いい感じ。

黒豚煮込みうどんにご飯をつけた。卵は生でいいですか?と聞かれて、生は苦手なんですと答えると、半熟になさいますか?それとももっと固くしますか?って聞いてくる。白身硬めの半熟で…、ってお願いしたらそんな感じにしっかり仕上る。レンゲですくってご飯の上にのっけてはふり。
ゴリゴリとした硬い麺。軽い酸味と渋味がおいしい赤味噌に、その赤味噌に負けぬ濃厚味の出汁。しゃぶしゃぶ用よりちょっと厚めの黒豚が全部で10切れ。ご飯のおかずのように仕上がる。
他にもおいしい煮込みうどんのお店が名古屋にはたくさんあるけど、これほどへんてこりんで独特で、だから思い出に残る煮込みうどんは他に無い。これもひとつの戦略だよね…、と思ってレンゲでゴクゴク汁を飲む。最後の最後でかまぼこが味噌に染まって姿を見せた。満足します…、帰ります。

 

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