そば屋の朝食。おそばの上にだし巻き卵
四谷三丁目の交差点に面した「いまゐ」。洋麺屋五右衛門の新業態。一号店の青山の店は2階が五右衛門、一階がいまゐ。2階は女性客がメイン、1階はおじさんサラリーマンのちょっと贅沢な昼のお店という感じ。お同じ麺でも利用動機や客層がまるで違っているのがわかってオモシロイ場所。
ドトール・日レスホールディングスの傘下です。ここの向かい側にはオスロコーヒー、斜向かいにはドトールコーヒー、もう一角にも系列のお店があれば上がりになるとこ、そこは大きな消防署。悔しかろうと思ったりする(笑)。
ちなみに「いまゐ」。スローなペースではあるけれど着実にお店が増えてる。四谷三丁目のこの店が2号店。こんなに特徴がなくてぼんやりした場所でも成立するということがわかってお店を増やそう…、ってことになったんじゃないかと思う。そうじゃないかもしれないけれど、多分、そうだと思ってる。
朝の時間は気軽な値段の朝食セットが用意されてる。。
そばやうどんに小丼や小鉢がつくのネ。
オキニイリはしらす丼。
小鉢はとろろで、追加でだし巻き卵が注文できる。
それにする。
食券買ってテーブルで待つ。券売機の情報が電波で厨房に飛ぶからあとは番号を呼ばれるのをまって取りに行くだけ。
だから茹でたて、天ぷらなんかも揚げたてというのが売り。お店の奥ではインバウンドさんたちが朝から天ぷらそばや天丼付きのそば定食を食べてらっしゃる。彼らにとって朝も昼も夜もないのネ…、食べたいものをこころおきなく食べればいいの、5分ほどで料理は完成。
そばの器が小さくなったような気がする。そもそもそばは汁代わり…、って位置付けだろうからこれで十分。朝のお腹にほどよくていい。
だし巻き卵をひと切れ、そばの上にのっけてあっためる。あったまりつつ出汁をゴクゴク吸い込んでぽってりしていく。それがおいしい。
しらす丼の上には海苔、葱油が少々かけられていて風味豊かで魚臭さがないのがうれしい。
とろろをどう食べるのかがちょっとなやましいところでもあり、ご飯にかけてとろろご飯にするのもよし。ただとろろですべすべになったご飯はあまり得意じゃないのでとろろはそばに浮かべてトゥルンとたぐる。出汁と一緒に口の中にやってきて、口の隅々撫で回しつつお腹をやさしくあっためる。ほどよき量とほどよきおいしさ。ほどよき朝のオゴチソウ。