ざくろのソーダにサムギョプサル

東京について打ち合わせ。駅から便利な場所を選ぼうと、「マルノウチリーディングスタイル」なる店。

maru気持ちの良い空間なのです。
一時期流行ったブックカフェというスタイルで、本や雑貨が置かれた売り場につながるスペース。
ただ、どうやってここの家賃を払えてるんだろうって、いつも心配になっちゃうほどに立派で広くて快適で。

空間が広いだけじゃなく、窓が大きくとても明るい。
ビルが重なりあう、丸の内らしい几帳面な景色が外にあったりして、静かな気持ちの高揚とでもいいますか。
いいアイディアが湧いてくるような気がするのです。

それにしても女子の店です。
お店の奥でおじさんたちがミーティングのようなコトをしてはいるけど、それ以外はすべて女性。
ランチタイムということもあり、おじさんたちはお腹を満たすことに一生懸命なのでしょう。こういう場所はお腹を満たすだけじゃなく、気持ちも満たせる場所だからそれで女性が重宝するのでありましょう。「気持ちいい場所」には女性が集まる。しかもゴキゲンでおだやかな人が集まってくるというのがたのしい。

maru izze約束の時間よりもちょっと早めのついたので、好きな飲物を呑みましょうか…、と。
打ち合わせのお供ならばコーヒーなんかをたのむのだけど、一人で喉を潤せる。せっかくだからIZZEのソーダを飲むことにする。

果汁たっぷりの微炭酸。
グレープフルーツやアップル、ピーチとジュースによくあるフレーバーもある。
けれど2種類。
ソーダドリンクにあまりみないフレーバーがあり、ちょっと迷った。
クレメンタインっていう柑橘系のフレーバーと、ざくろがあってそれにした。
ざくろは好きなフルーツのひとつなのです。

軽い渋みとやさしい酸味。
細かな泡が口のすみずみを洗っていくような爽やかさ。喉もジュワジュワ、鼻から抜ける香りも軽くて気持ちいい。微炭酸を唄うだけあって、細かな泡ではあるけれど決してひ弱というわけじゃなく、泡がずっと長続きするというのが楽しい。待ち人来たるで、打ち合わせ。

 

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夜、近所にします。しばらく休みをとらず、ほぼ連日の移動の仕事。元気が出るものを何か食べましょう…、と。それで「とんちゃん」。

tonchanサムギョプサルの専門店。
大久保に本店があり、韓国料理のお店といえば、サムギョプサルとプデチゲがメインという「大久保モデル」を踏襲している繁盛店。

同じようなメニューのお店が次々あとからやってくる。
一瞬、話題を取る店もあるのだけれど、長続きするお店は少ない。
ずっと同じやり方で、ずっと人気を保ち続けるお店の一つがこのチェーン。
おいしいということもあるのだろうけど、やっぱり働いている人がシッカリしているからでしょう。

ひさしぶりにやってきたら、ちょっとスタッフが変わってて、アレッて思った。
晩ご飯にしては早めの時間帯でもあってお店はまだ静か。
大丈夫かなぁ…、と思ったけれど、お店の人の対応確かでホっとする。
数あるとんちゃんの中でもココだけ、野菜専用の冷蔵庫があり「包野菜」が多彩に揃っているのが特徴。
その野菜の盛り合わせとサムギョプサルのセットをたのむ。

ton side何種類モノおかずも一緒にやってきて、今日は野菜をタップリたくさん食べてやるぞと闘争心が湧いてくる。

丸い石版が用意され、そこでサムギョプサルを焼く準備。テーブルの上ですべてが仕上がる、その一部始終をたのしみながら、いくつか料理を。
豚肉が焼きあがるまでを、料理をつまんでじっくりと待つ。

まずケジャン。
生のカニを赤唐辛子の味噌で漬け込んだものでそれをチュバチュバしゃぶる。カニというより貝を食べてるみたいな食感するのがたのしい。
殻ごとパクリとくわえると、肉だけトロリととろけて出てくる。食べるというよりしゃぶって味わうような感覚。

ton samそれからもひとつ「ケランチム」。
ケランと言えば「鶏卵」のコト。チムといえば「鍋」だから、玉子で作った鍋という意味。
ちょっとイメージしづらい料理ではあるけれど、韓国料理の中でも好きな料理のひとつでもあるのでかならず、コレはとる。

石焼の釜に出汁と一緒に溶いた玉子を注ぎこみ、強火で沸騰させて仕上げる。
すが入ってしまった茶碗蒸しのようであり、みずみずしすぎるスフレのようでもある料理。
…、とそう表現するとなにやら失敗した料理のようにおもえてしまうけれど、コレがおいしい。

スプーンで救い上げるとふっくら。舌の上にのせるとジュワリと潰れておいしいスープを吐き出し消えていく。お腹もあったかになるオゴチソウ。
空気をタップリ含んだ卵焼きを食べてるみたいな感じもステキ。

それにしても野菜の味わい多彩なコト。食感だとか噛み心地とか。香りや味わい、特に渋みや苦味が葉っぱによってまるで違うのがオモシロイ。飽きず食べられるオキニイリ。

ton simeさて、サムギョプサル。分厚い豚の三枚肉をキムチと一緒にこんがりと焼く。
脂がカリカリに揚がったように仕上がるまで、じっくり我慢。 お店の人が焼きながら、はさみで切りつつ何度も何度もヒックリ返して焼きながら、まだお待ち下さいと気を使う。
20分ほど焼き続け、一枚、ネギの上にのっけて、どうぞとそれが仕上がり合図。
葉っぱ野菜でくるんで食べる。

韓国にいくと、ここにご飯をのせたりもする。肉と野菜の食感にご飯の食感がまじることで、すべてが一つにまとまるような感じがおいしい。けれど今日は「野菜を食べる!」がテーマの夜にしようと思って、野菜だけ。

カリカリとした食感と噛むと脂がジュワリと滲んでいくところ。それを葉っぱが包んで脂を中和して、シャキシャキとした食感たのしく、いくらだって食べられるとこ。
豚肉の食べ方としてよく出来ている料理だなぁ…、って感心します。

食べ終わった石版の上で、ご飯を焼いて焼飯作る。
キムチや豚肉をはさみで刻み、ご飯と混ぜてシャカシャカ炒める。辛いタレをかけまわし玉子を割って再びシャカシャカ。ほどよく熱が入ったら薄くならしてチーズをのっけてしばらく休ます。
チーズが軽くとろけたら端から丸く折りたたみ、スプーンですくって味わい食べる。
豚の脂がご飯をスベスベ、おいしくさせてお腹も楽しく満たされる。

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コメント

  1. まさお

    記事と関係ないコメントですみません。
    昨晩(11月13日)オステリア・ナカムラに伺いました。ビール、ワイン、スープ、サラダ、牛すじ煮込み、スパゲッティ2種みんな美味しかった!奥様や若手の応対もよかったです。気持ちが暖かくなるお店ですね。大繁盛してるの分かります。榊さんのブログで知ったお店です。ありがとうございます!

  2. サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

    まさおさん。
    気に入っていただいたようでよかったです。
    長いお付き合いなんです。
    違う場所の小さなお店からご夫婦ふたりでスタートして、今では人も雇えるようになったけれど、最初の頃から変わらぬあたたかくて人間味のある雰囲気。
    これからも変わらずあってほしいなぁ…、というお店の一つです。
    ボクもまた行きたくなってしまいました。

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