ガラム香るさぼうる、ディゾンのパンに蕩けるチーズ

ちょっとのんびりしましょうか…、と、神保町のさぼうる。
この前、ひさしぶりにきたときにも思ったけれど昔に比べて明るくなったような気がする。
天井の低い3層構造。入り口、厨房、テーブル席のある小さな一階。半地下、中二階が客席ホールというスキップフロアなハイカラ構造。その天井の低さと、特に半地下部分は外の光が入ってこないということもあり、たまり場みたいなムードがあった。
レンガ造りの壁や間仕切りに落書きがびっしり描かれているのもどこか、不良のたまり場って感じを醸し出していた。
今では若干健全ムード。コーヒーよりもジュースが似合いそうなムードでバナナジュースをたのんで飲んだ。バナナと牛乳、砂糖に氷。砕けた氷がまだザラザラとかなりの存在感をもって残った仕上がりで、体の中が一気に冷える。おゴチソウ。
まだタバコが吸えるお店です。煙すぎない程度のケムリは苦手でじゃなくて、ところが今日はガラムの匂いが漂ってくる。なつかしいなぁ…、ボクの学生時代にはサーフィン、ファラーにガラムのタバコがナンパツールの三種の神器。
ただガラムの匂いはどうにも苦手で、真面目な学生生活が身についた(笑)。テキパキ、ジュースをを飲みました。

 

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まだのんびり用の時間がたっぷり残ってて、そうだ、気になっていたお店を訪ねてみようと歩く。
神保町の東のハズレの町外れ。
表からみると古ぼけた事務所ビルのようにしかみえない建物がまるごとカフェというのです。
「ディゾン」っていう名前の店で、中に入ると表からは想像できないほどにキチッと設えられたエスプレッソバー。入り口脇にはケーキのショーケースもあって、スタッフはみんな女性。
個性的でしかもキビキビ働いていて、やってくるお客様もほとんど女性。一階に窓に向かったカウンターがある。2階にも客席がありますから先に席をお取り下さいって言われて店の奥に向かうと階段。
真っ黒に塗られてムードはあるけれど、色気もなにもない古い雑居ビルの階段って感じがむしろ気持ちをドキドキしてくれる。
2階には30席くらいはありますか。座り心地のよいソファ席やコンセント付きの大テーブル。二人がけのテーブルと使い勝手のよいカフェ空間。テーブル席をひとつ確保して、一階へ降り注文をする。出来上がったらお持ちしますからと再び二階に戻って待った。

ゆっくり丁寧に仕上げてくれているのでしょう…。
20分ほどかかって商品は到着します。
生ハムとチーズのトースト。
エスプレッソのダブルが板皿の上に並んでる。
分厚い食パン。
この食パンのトーストと、固めに焼き上がったプリンがここのツートップ。
ちょっとひねってチーズトースト。
食パンに十字に切り目を入れたところにチーズを埋め込み、上にもチーズ。チーズがとろけて耳の部分がカリカリに焦げるまで焼き生ハムのっけ、ディルの葉っぱを彩りにする。
チーズの香りにディルの香りが混じっておいしそうなコト。指でひきちぎるようにするとフワッとちぎれてチーズが一緒にくっついてくる。やわらかなんだけど、甘みは自然でムチムチとした噛みごたえがたのしめる。

甘くて口溶けのよいパンはあんまり好きではないのです。しかも分厚く焼いたトーストも中が生焼けみたいな感じになってしまうことが多いから、苦手なんだけどここのこのパンはなかなかおいしい。ずっと噛んでいたくなるしっかりとしたテクスチャで、そこにチーズがからんで粘る。
そうそう…、耳がおいしくって噛みごたえもあるのにちょっとびっくり。あっという間に分厚いパンとチーズがお腹に収まった。
エスプレッソを飲もうとカップを持ち上げたら、木皿にカップと同じ大きさの丸いくぼみが作られていた。こういうところがかなり好き。食事を終えたらセルフで下げる。その下げ台の前に分別用に2つのゴミ箱。キレイに整理整頓された棚の様子をみるとキレイに片付けたくなる。こういうところもオキニイリ。

 

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