ご近所さんと肉を焼く夜

気分を変えてどこかお外で考えごとをいたしましょう…、と今日はベローチェ。アイスコーヒーのラージサイズを選んでたのむ。
ミディアムサイズをたのむとグラスでやってくる。
ラージサイズはプラカップ。グラスをM用、L用と2種類そろえる余裕がないのか、必要ないと思っているのか、なんだかすごくさみしい感じ。
グラスを持ち上げたときの重量感。手から伝わる冷たさや、ひんやりとした温度感。唇あてたときの感触、氷がグラスに当たる音。それらすべてがそろっておいしいアイスドリンクになるはずなのに、ペナペナペラペラのプラスティックのカップじゃ、味わい半減。あるいはそれ以下。もったいないってしみじみ思う。アイスコーヒーの味はほどよく、酸味よりも苦味に重きをおいた味わい。ゴクゴク飲めるところは決して悪くなく、だからなおさらグラスじゃないのがもったない。

 

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ご近所さんと誘い合って「炭火焼肉山星」に来る。
去年の正月明けに一緒に来てからもう1年半以上のご無沙汰でした。
夜の焼肉はひとりじゃなかなかたのしめないから、こういうお誘いはありがたい。
昔は4人でよく来たよねぇ…、って思い出話。ボクはタナカくんを2年前になくし、ご近所さんはご主人を4年前になくして今はふたりきり。それでも4人で食べてる気持ちにちょっとなる。
まずはにんにくの入った小さな鍋を網にのせる。中には油とタレを入れバターをたっぷりのせていてクツクツずっと炊いてくとにんにくがホクホクおいしくなっていく。これはみんなのオキニイリ。
サラダの大盛り。ご近所さんから「サカキさんの口からサラダの大盛りって言葉が出るって驚きですね」って言われちゃった(笑)。入院以来野菜を食べるようになりました!

そしてタン塩。
薄切りだけど味わいどっしり。肉汁たっぷりなよい状態。
赤身の盛り合わせを注文しました。
脂を食べる焼肉よりも、肉そのものを味わう焼肉のほうがありがたいよね…、っていいながら、あれやこれやを焼いていく。
亀の甲はさっぱりとした味わいで赤身なのにとてもジューシー。
レア気味に焼きそのみずみずしさをしみじみ味わう。
筋肉質な仲肉だったり、香り豊かな肩三角。やわらかくってほどけるような芯々と、どれも脂は控えめだけど旨味が強くて肉を食べてる…、って実感が湧く。ここのコチュジャンがおいしくてタナカくんは肉にのっけるようにしながら食べていた。それに習って今日もたっぷりのっけて食べる。

ホルモンも食べておこうと上ミノにした。丸腸でなく、しま腸でもなくミノというのが今の気分。火がつくほどに脂がたっぷりついてるものより、シャキシャキとした歯ざわりとやさしい旨味のミノがおいしい今日の夜。
〆はこれまたオキニイリだった「石焼かきご飯」。
テールスープをベースに牡蠣と一緒に炊いて仕上げた熱々ご飯。鍋に触れたところはパリッと焦げて風味豊かでたまらぬおいしさ。
これにずっと炊いていたにんにくのっけて、コチュジャンまぜて食べる。滋養あふれて元気みなぎるオゴチソウ。お供についてやってくるテールスープも味わい深く、なにより思い出話がたのしく気持ちもお腹もニッコリします。ありがたし。

 

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