尾張屋のちコーヒーテイスティングを眺める昼

日曜の昼、近所でのんびり。朝ご飯を食べそこなってお腹をグーグーならしながら開店直後にかけこんだ。
週末、休日は中国出身のサービススタッフ。
すっかり馴染みになって世間話をたのしむ仲になっちゃった。
土曜定休というこの店で、けれど年に2回のお彼岸だけは営業をする。だから昨日は営業してて忙しいかなぁ…、と思っていたらそうでもなくって拍子抜け。今日は忙しければいいなって思っているんですって。
そしたら開店直後からお客様がどんどんやってきて、テーブルがほとんどうまる盛況ぶり。思わずうれしくなったんでしょう…、いつも以上の笑顔で注文を2階の厨房に伝える声もはずんで聞こえる。
さて注文。いつものようにまずかつ丼。注文を受けると「卵かためでいいですよね」って聞いてくれるところがうれしい。それに大抵カレー南蛮そばをたのんで友人二人で分けるのだけど、今日の注文はイレギュラー。春のあったかさに冷たいものを食べたくなった。

それでたのんだのが「胡麻ダレきしめん」。
バターの風味でボンゴレみたいな味わいのあさりそばと並んでここのオリジナル。
メニューにはない昔は季節商品扱いだった。
今では通年。壁に写真入りの商品告知の貼り紙があり、売る気満々の名物料理。
練り胡麻を出汁で割って酸味を加えたタレをたっぷりかけた冷たいぶっかけ系。ここのむっちりとしたきしめんがこの上もなくおいしく仕上がる料理でひさしぶり。
意外な注文に「今日は本当にあったかいですからね」っておばさん、ニッコリ。
黒いお皿にどっさりと麺。出汁と醤油で煮込んで味を入れた豚肉。茹でたほうれん草に千切りきゅうり、茹でて冷やしたわかめをたっぷり。カニカマ2本で出来上がり。冷たく〆たきしめんが胡麻ダレまとってツヤツヤしている。

ところでかつ丼。食べてびっくり。とんかつが揚げたてでした。
とんかつ屋じゃないからカツは揚げおきが当然なんだけど、開店直後ということもあってちょっと前に揚げたばかりなんでしょう。噛むとサクサク、パン粉の衣が軽快な音を立てて耳の奥がくすぐったくなる。ただパン粉がしっかり出汁をすっているからしっとり。同じく出汁を吸い込んだ卵のふっくらした食感がひきたつかなりのおゴチソウ。
今日の出汁は鰹節をよほどたっぷり使ったのかいつも以上に酸っぱくおいしい。味噌をたっぷり入れた味噌汁は濃厚味で酸っぱくて、タクワンカリカリ食べながらタレにまみれたご飯を味わう。満ちてくる。
それにしても千切りきゅうりの香りおいしく春の予感も味わった。

 

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食後のたのしみ、オールシーズンズコーヒーにくる。
随分人気がでたようで、今日もほとんど満席状態。テーブル席はひとつもなくてカウンターの席をもらった。
目の前でドリップコーヒーが出来上がる場所。
しかも注文分のコーヒーを入れ終わったら、テイスティング用のコーヒーをおとしてく。豆の量やお湯の温度を変えながら落としては飲み、落としては飲み。ブレンドの味を決めていく。
誰かひとりが黙々とでなく、お店のスタッフみんなが試して意見を言って合議で決めていく様子がとてもたのしげ。いいなと思った。
マキアートをダブルで作ってもらってプリンとお供に食後を過ごす。
今日のマキアートは少々酸っぱく苦味も強い。ちょっとすすって甘いプリンを舌にのっける。気持ちおだやか、オキニイリ。

 

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