かけかつ丼にアジフライ。〆のコーヒー、ご近所の昼

荒木町の「鈴新」で昼。先日、街を歩いていたら散歩途中のご夫妻に会った。挨拶し合って近々うかがいます…、って言った約束を果たす昼。
入り口脇に「かつ丼三兄弟」という看板がある。
カツを玉子と煮汁でとじた普通のかつ丼に、カツの上に出汁の卵とじをのせたもの。「煮かつ丼」に「かけかつ丼」ってそれぞれ名前がついてて、それにソースかつ丼で三兄弟。一番人気はかけかつ丼で今日はそれ。ご飯の量を5段階で注文できて、真ん中の「半分ご飯」でお願いしました。
お供にアジフライを一枚つけてひと揃え。カウンターだけのお店。コの字のカウンターのどこに座っても厨房の様子が見えて待つのがたのしい。

まずアジフライがやってきます。
お茶と漬物、柿の胡麻よごしが一緒に運ばれ、メインを待ちます。
大きく分厚いアジのフライです。
衣はカリッと香ばしくアジの香りは力強くて味わいどっしり。
醤油をかけて風味をつける。
マカロニサラダがおいしくって、アジフライと一緒に食べるとタルタルソースのようにふるまう。
プルプルクニュクニュ、なめらかな食感がフライの衣を心地よくする。
そしてメインのかけかつ丼。
蓋を必ず斜めにおいてやってくるのネ。カツが大きく完全に閉まらないこともあるのだけれど蓋をぴっちりしてしまうと蒸気がこもった衣がしっける。
ならば蓋をしなくていいかというと、蓋することで丼の中のすべての香りが混じり合い、開けた瞬間のおいしい香りが湧き上がるのがよき先味になってくれるというわけです。

玉子は硬めでお願いしました。オレンジ色に近い黄身の色が鮮やか。カツは厚めで脂は少なめ。細かなパン粉がぎっしりはりつき噛むとパラッと散らかっていく。ラードで揚げたパン粉は甘い。
玉子をかぶっていないところをアジフライのお皿にうつし、ソースをかけてロースカツとして食べる。玉子をかぶったところは徐々に煮汁がパン粉に染み込んで煮かつ丼に近づいていく。味や食感の変化がたのしいおゴチソウ。熱がほどよく入ったタマネギがシャキシャキ、辛くてみずみずしくて煮汁が多めでご飯がザブザブしているところもオキニイリ。豚の脂がおいしい豚汁でお腹がしっかりあったまる。
おごちそうさまって言ったら「今日はおひとりですか?」って聞かれる。あれから何度も一人で来てる。でもそれまでずっとふたりで来てたから、今でもそういうイメージがついてるんでしょう。それもまたよし…、なつかしい。

 

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ひさしぶりにティファレスコーヒーロースタリー。
とんかつ屋さんにいくとコーヒーを飲みたくなります。油や脂で疲れた舌をスッキリさせるのにコーヒーがいい。
苦みと酸味、そして香りが口をリセットしてくれる。
いいお店です。しかも独特。
最寄り駅という駅がなく、近所に大きなオフィスや商業施設があるわけでもない。
だからのんびり。
間口は狭い。でも奥行きがほどよくあって、店の半分近くが2階ぶちぬきの吹き抜け構造。窓が大きく開放的で気持ちが明るくなる空間。
レトロモダンとでもいいますか…、椅子やテーブルがほどよくデザインされていて目にたのしくて、しかも休まる。
2階に劇場の桟敷のような客席があり、そこに向かう階段にトイレを示すピクトグラムが描かれてる。それが遊び心満点でネ…、用を足すのに階段をあがる不便をたのしくさせる。

ロースターが置かれています。コーヒー豆を焙煎する時間帯はお店の外までおいしい香りが流れ出す。豆と豆とかこすれあう音がなんとも軽快で、心地よくなる。
そしてコーヒー。ほどよいおいしさ。酸味も苦みもほどほどで後口軽くて飲みやすい。おいしいコーヒーと言うよりも、おいしく感じるコーヒーと言ったほうがいいのかなぁ…、のんびりするのにほどよい感じ。近所にあったモリバコーヒーがなくなったからかかなりにぎやか。
昔はコーヒー好きが集まるサロンのようなお店って感じがしたけど、今は気軽でカジュアルな感じになった。それもよし。

 

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