お金よりも頓知が大切、朝のおむすび、リッツボン

おひさしぶりの「リッツボン」。
新宿二丁目のおむすび専門の小さなお店。夜はスナック、朝からおやつどきくらいまでおむすび屋さんとして営業しているお店で、スナックらしくカウンターだけで厨房設備も小さく貧弱。
小さなコンロがレンジフードの下に置かれている程度。
それでも電気釜を持ち込めばご飯は炊ける。メニューだって絞り込んで仕込みをしっかりしておけば、小さな厨房でもおむすび屋さんくらいならば支障はないはず。
そもそもお金をたっぷり使って設備が充実している店ほど、知恵を使わないからつまらくなるお店が多い。
小さいことはすばらしきこと。「支点力点作用点合点、お金よりも頓知よぉ〜♪」from ジユーダム by 椎名林檎な感じ(笑)。

10種類ほどある定番のおむすび以外に季節のおむすびが必ずひとつ。定期的に変わる味噌汁の実が書かれた札がキッチン脇の壁にはられているのを見るのがたのしみ。えっ、そんなモノがおむすびになるの?そんなモノを味噌汁に入れてもいいの?って、いつも驚きがあって今日もワクワクしながらそこを見る。今日の味噌汁はズッキーニとさつま揚げ。
ズッキーニは食感たしかな茄子と思えば味噌汁の実になって当然と思ってみるも、今日のおむすびが「きな粉」というのにびっくり仰天。それって一体どういうの?…、って聞いていたら、いわゆるおはぎですネっていうので納得。お味噌汁はズッキーニ。きな粉のおむすびはスキップしました。

おむしびはここでのいつもの定番。
梅のおむすびとスパムを選んだ。
ここの梅はキリッと酸っぱい。
最近の梅は甘くて妙に旨味が強かったりする。
でも本当はそっけないほど酸っぱい梅こそ、ご飯の甘みを引き出しいい梅おむすびにしてくれる。
ここの梅おむすびはそういう味でオキニイリ。
それ以上に好きなおむすびがスパムおむすび。
ご飯に胡椒をたっぷりくわえる。こんがり焼いたスパムの下にたっぷり仕込んだマヨネーズ。海苔をはかせて姿はおむすび。けれど味わいはどこか洋風で、けれどやっぱりご飯が主役。このバランスの良さにいつも感心します。東京で1番好きなスパムおむすびがここのこれ。

セットにすると卵焼きに鶏の唐揚げ、野菜のピクルスがついてくる。卵焼きも唐揚げも本来一個づつなんだけど、それぞれ一個づつ追加する。
卵焼きは甘いの、甘くないのが選べて甘いの。砂糖で甘く仕上げるので表面がこんがり焦げて香ばしいのも好きなとこ。鶏の唐揚げは皮がバリバリになるまで揚がってて、鶏臭いのが苦手なボクには至極おいしい。オキニイリ。
熱い汁に浸かってもサクサクとした食感なくさぬズッキーニに、むっちりとしたさつま揚げ。出汁も味噌もしっかりとした濃厚味で体が芯からあったまる。暑い日にこそ熱い汁。シャキッと酸っぱいピクルスで口もリセット。がんばろう!

 

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