お酒の飲める大人の食堂、市ヶ谷タベルナ

夜、ひさしぶりに行ってみたくて「ラ・タベルナ」。
市ヶ谷にあるイタリア料理の気軽なお店。
タベルナといえば、イタリア語で大衆食堂という意味で、ギリシャ語でも同じ言葉で同じ意味。
ということは、かなり古くからタベルナといえば大衆的なレストランのコトを言ったのに違いない。
かつて日本テレビの本社、スタジオがあったところの真正面。
当時はテレビ局の人たちの社員食堂的な性格にくわえて、そこにあつまる芸能人や関係者たちのお腹を満たす役目も果たした。だから純粋なイタリア料理以外にも、お腹いっぱいをたのしめる料理がさまざま。たのしいお店。
昼は近所で働く人たちで今もニギヤカ。夜は案外静かなはずが、今日はおじさん、おばさんたちのグループ客でちょっとニギヤカ。みんなたのしげにお酒を飲んでおしゃべりしてとかなりゴキゲンなムードであります。ヒューガルデンをまず飲み乾杯。

牡蠣が1ピース、290円だというので一人2ピース。
最近、オイスターバーが流行りというか、どんどん出来てる。
年中、牡蠣を安心して食べられる環境が整っているというので増えているんだろうけど、どこもが大抵、1ピース400円前後という値付け。
オイスターバーは、牡蠣を売ってそれで稼がなくちゃいけない店。
だからそういう値付けなんだろうけど、それでお腹いっぱいになろうとしたら何千円もかかってしまう。
売りたいモノを売れば売るほどお客様の懐をさみしくさせる…、ヘンテコリンで不思議な業態。

その点、この店は牡蠣で稼いでるわけじゃないから適価で売れる。牡蠣を食べれば酒を飲みたくなるからそれでお酒が売れる。特にヒューガルデンと牡蠣の組み合わせは見事なモノで、いいやり方…、って思ったりする。
しかもランチタイムはなんと1ピース190円だというのです。なんだかウレシイ。タバスコ垂らしてピリ辛にして、レモンを搾って味わい食べる。

ヒューガルデンに合う料理。トリッパのトマト煮込みがあってたのんだ。分厚いトリッパとペンネをトマトソースで煮込んでるんだけど、トマトソースの中にはひき肉がたっぷり入ってコクを出す。クニュクニュとした食感がたのしく軽い内臓臭と旨みが広がる。
それからむきえびのシェリー酒煮込み。クリームとアメリケーヌソースで煮込んだエビにシェリーで風味をつけている。クリーミーで風味豊か。シェリー酒ならではの軽い渋みがエビの甘みをおいしくさせる。そう言えば今日は野菜をほとんど食べてないなぁ…、とサラダをたのんだ。生ハムのっけたレタスとキュウリのサラダ。とてもシンプルなのだけどドレッシングがおいしいのです。

サラダオイルとレモン汁。塩と胡椒とお酢をくわえてカシャカシャ混ぜて仕上げたドレッシング。
家庭科の調理実習で並んだ通りのドレッシングの味がするのが懐かしい。

そして〆。
ココの人気の料理を2つたのんだ。
ビーフスカロピーネの盛り合わせ。薄切り牛肉をソテしてサフランライスとパスタの上に乗っけた料理。サフランライスはパラパラ、ブイヨン味がしっかり入って、パスタは極細。バジルがたっぷりまざっててそれらそのもの自体でおいしい。
もうひとつは「むきエビたっぷりのドリア」で、これはココでボクが一番好きなオキニイリ。名前の通りむきエビたっぷり。サフランライスの上にぽってりベシャメルソースとチーズがのっかりこんがり焼けてる。

どちらもかなりのボリュームで、お店の人に、「2人で食べ切れますか?」って聞かれた。これに至るまでビールを飲んで、結構、料理もお腹に収めた。けれど好きな料理はお腹の中にスイスイ入る。
ただ味は結構単調で、これだけ食べるとたしかに途中で飽きてくる。
そんな時の味変えに、トマト煮込みやシェリー酒煮込みのソースが使える。パスタをフォークに巻き取ってトマトソースも一緒に巻き取る。トマトにバジルの風味が混じってイタリア料理な感じが増してく。シェリー酒煮込みのソースの味わい濃厚なコト…、サフランライスにからめるとドリアの味を軽々凌駕するおいしさでウットリします。店のスタッフのニコヤかでキビキビとしたサービスもステキでやっぱりオキニイリ。

 

関連ランキング:イタリアン | 麹町駅市ケ谷駅四ツ谷駅

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。