夏祭りの夜

家の近所で昨日の夜から夏祭り。
夕方5時になると威勢のいい太鼓がなって、祭りのはじまり。
場所は今は廃校になってしまった小学校の校庭で、家の目と鼻の先という近い場所。
お腹の底に響いてくるような太鼓の音に、不思議とワクワクさせられる。
とは言え夏のコトです。
5時と言えばまだまだ明るい。
お祭り気分にはなかなかなれず、晩ご飯の準備をしながら日暮れを待って外にでる。東京音頭の調べが流れ、老若男女が櫓を囲んでグルリ輪になり踊りをしてる。夏の祭りはやはり盆踊りというのがしっくりきます。思わず笑顔になる夜のコト。

ご近所さんが踊っていたり、名前を知ってるわけじゃないけど通勤途中によくすれ違う人だったりと、見知った人が集まってるのが地元のお祭りって感じでウレシイ。

屋台がズラリ。
プロが出してる屋台じゃなくて、町内別にわかれててそこで料理を作って売る人もご近所さん。人気不人気が結構あって、焼きそばや串に刺したウインナグリルは人気で行列。
すぐに買えそうな料理はあるか…、と、探してみると一生懸命、芋を焼いてるおじさん発見。
しかも焼いてる道具がホットプレート。4台ほどで焼いてるんだけどその4台がみんな違ったデザイン、大きさ、メーカーで多分家から持ってきたのを使ってるんでしょう。家庭的にてニッコリします。
多くの油で揚げるようにして焼いた芋。塩をたっぷりふりかけ食べると、ホクホクこれがおいしくてお腹喜ぶ。オゴチソウ。

晩ご飯を家でゆっくり。まずはきんぴら。千切りにしたゴボウとニンジン。ごま油と赤唐辛子、醤油と日本酒でよぉく炒める。ほんのちょっと砂糖で甘みを整えてちょっと休ませ味なじませる。茹でたおかひじきを短く切って、最後にあわせて彩りそえる。ザクザク歯切れる食感たのしく、油の香りが食欲作る。
豆腐の厚揚げを醤油の風味をしっかりつけた出汁で煮含めまた休ませる。食べる直前に鯛の子をいれチリチリさせたら出来上がり。魚卵のホツホツ、ぽってりとした厚揚げの食感たのしくお腹がやさしくあったまる。
韓国のおでん用の練り物に、油揚げに仙台揚げ。鳥のもも肉を味出しにして出汁でクツクツ煮込んで出汁をたっぷり味わい食べる。

それにしても見事なまでに料理が茶色い。
色がほしいなぁ…、と一工夫。
茹でた枝豆。
茹でたそら豆をクリームチーズで和えてプラスティックの筒に押し込め冷蔵庫に入れ冷やし固める。パプリカのマリネを切って飾ったところに、筒をクルンとヒックリかえし筒状のままで盛り付け食べる。
豆はホツホツ、チーズの酸味で甘みが引き立ちおしゃれな上においしい一品。
昨日、炊いた貝ご飯の残りを焼いてピラフにする。にんにく炒めて香りを出して、黄ニラと焼いた玉子で風味をつける。
薄切り茄子と豚バラ肉をこんがり焼いて黒酢のソースを掛け回す。簡単なのに黒酢の力と油の旨みでなんとおいしい。晩ご飯。

三連休の最後の朝に汁なし担々麺を作って食べることにする。
今日も1日暑くなりそうで、体の準備を中からしましょうとそれで熱々、しかも辛辛。
昨日、銀座でみつけた乾麺とタレのセットを使って作る。

まず豚肉と牛肉の合いびき肉をにんにくと一緒に炒めて塩と胡椒、オイスターソースで味付けをする。粉カツオをくわえて水気を封じ込め、最後に胡麻をたっぷりいれてそしてネギ。具材の完成。
縮れの強い乾麺を4分茹でてタレを軽く和えたところに具材をのせて出来上がり。混ぜて食べます。
混ぜるとネチッと茹でた乾麺の表面でとろけた小麦粉とタレがひとつに混じり合い、喉越しなめらか。なのに舌をビリビリつねる辛さと痺れ。乾麺独特のゴリゴリとした噛み心地に、具材の挽き肉がパラパラちらかる騒々しさと、目覚めにピッタリ。月曜日。

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