お皿の上でチャーハン作る土曜日、朝ガスト

四谷三丁目にあるチェーンレストランといえばガストとサイゼリア。
どちらもこの時期、営業してくれているのがありがたく、特にガストは朝から営業。
朝食を食べてみましょう…、とやってきてみる。
最少のスタッフで運営しているようです。お出迎えはなし。好きなところにお座りください。テーブルの上にはタブレットのオーダー端末が置いてあり、それで人数を入力しメニューを選んで注文をする。
注文が終わるとお店の人が、ナイフフォークにお皿を入れた容器を持ってくる。お水も飲み物もドリンクバーでセルフサービス。別に今はじまったシステムではなく、人手不足のチェーンストアが生き残りのために試行錯誤で作った仕組み。それが今のコロナ事情にマッチしているというこのなやましさ。
ちなみにタブレットのデジタルメニューがとてもよく出来上がっていてこれなら紙のメニューはいらないかもなと感心しました。

お米ご飯が食べたかった。それで和朝食の中から焼き鮭の定食をとる。
大根の酢漬けに人参とごぼうのきんぴら。ご飯は量は半分で、それに味噌汁がついて定食はひと揃え。
それと一緒に卵料理をと思ってスクランブルエッグとベーコン、ソーセージのを単品追加。和朝食のお膳に不似合いなケチャップがのせられているのはこのスクランブルエッグ用。
ちなみに焼き鮭ののったお皿に枝豆がのっかっているように見え、なんでこんなところに枝豆と目を凝らして見てみると、スナップエンドウを煮た物でした。ホッとする(笑)。スクランブルエッグのサイドに添えられていた野菜サラダを塩鮭のお皿に移して、さて料理する。

この組み合わせを注文したかった理由はひとつ。
お皿の上でチャーハンを作ってやろうと思ったから。
サラダをなくして空いたお皿の部分にご飯。
ソーセージとベーコンをナイフで細かく切り分けて、醤油をたらりと注いで混ぜる。
ご飯をナイフで切るようにしてひっくり返して玉子と混ぜる。
まだらにならぬように何度も。
ひっくり返しては玉子とご飯をナイフで切って、ひっくり返してまた切っていく。空気をたっぷり含ませるようときおりフォークで持ち上げる。
決して練ったりしないよう注意しながらあわせて混ぜる。ほどなくお皿の上のものがキレイにひとつに混じり合い、即席チャーハンの出来上がり。卵の風味と卵が含んだ油がほどよくご飯をつやつやさせていて、食べるとパラリと口にちらかる。なかなかの出来。

ただ具材のボリューム感がいささか希薄で、焼き鮭も一緒にまぜてやりましょう。皮を剥がして身をほぐし、骨をキレイにとりのぞいたらご飯の上にのせ混ぜる。鮭独特の香りに風味。塩の味わいもほどくてご飯をおいしくしてくれる。
もうこうなったらサイドのスナップエンドウも千切ってちらし彩り添える。なんだか朝がゴキゲンになる。
きんぴらごぼうや大根おろし、酢漬けはおかずにして味わって味噌汁ゴクリでお腹が満ちる。ドリンクバーで野菜ジュースにカフェラテ飲んで、のんびりします。残ったものは鮭の皮だけ。やっぱり苦手で食べられぬ(笑)。

 

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