おひつ膳田んぼの夏のおむすび

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午後から代々木の仕事の今日。早めに代々木に移動して、そこでランチをとることにした。
代々木でランチ…、といえば「おひつ膳田んぼ」に限る。東京に数軒あるご飯がおいしい食堂で、ココが本店。本店だからということよりも、この店の立地に外観、しつらえが一番好きでボクにとっては特別な店。
囲炉裏を囲んだ大きなテーブル。小さなテーブルがいくつかあって、お一人様のボクは大きなテーブルにつく。
外は暑い夏の日です。囲炉裏の中には火ではなく稲穂がまとめて置かれてて気持ち涼しくなるのがステキ。

tanbo omusubizenおひつ膳という名前の通り、炊きたてご飯をお櫃に入れてご飯のおかず、あるいはお茶漬けでたのしむというのがココのメインの商品、そして食べ方。
ご飯のおかずが10種類ほど揃ってて、しかも今の季節は冷たいご飯にとろろをかけて…、という涼しいおひつ膳の提案があったりするのだけれど…。
実はおむすびが本当においしい。

電話で注文して、出来上がった頃合いに取りに来る人たちもかなりいる。
今日もお昼直前に20個お願い…、って電話が入っていたりした。
おむすびの具材は全部で20種類ほど。
その20種類を自由に組み合わせ、自分好みのおむすびを作ってもらうことができたりするのもウレシイ。

おむすびを2個作ってもらう。ひとつは鰻。暑い夏をのりきるための季節のおむすび。もう一種類は鮭といくらを使った海の親子おむすび。それにおかずと味噌汁つけて今日のお昼にすることにした。
注文をしてしばらく待ちます。カウンターの向こう側にある調理場の気配が座っている場所までやってくるのがもうおいしくてワクワクして待つ。

tanbo omusubitanbo okazu水で濡らしたザルをお皿の代わりにし、タクワン2枚。このままコレを竹皮でまき持って帰ったら、どこまでだって歩いていけそうなおいしげな様…、オゴチソウ。

それにしてもこのおむすび。
きっちりキレイな形をしてる。
角の取れた三角形。どの一辺も同じ長さで、その表面はキチッとご飯の粒のひとつひとつがくっつき仕上がる。
ならば全てがくっついてるかというと、パラリと、口の中でご飯の粒がちらかっていく。
鰻はむっちり。タレが甘くてご飯の塩味をひきたてる。
イクラが潰れてとろりとおいしいジュースがでてくる。それがご飯にからんで鮭の旨みを濃厚にする。
あぁ、おいしいなぁ…、しみじみおいしい。

おかずは2種類。どちらも今日のおすすめで、ひとつはオクラの白和えだった。白和えといえば潰れた豆腐で具材を和えたもの…、って先入観があったけれども茹でたオクラに荒く潰した豆腐に味噌。それぞれ別々で口の中で完成させる趣向の料理。
なるほどこれならうつくしく、自分の好きなように味わうコトができるネ…、と感心します。
こんにゃくとごぼうのきんぴらも大きく切ってそれぞれ素材の食感を活かす作り方。オモシロイ。

tanbo owaritanbo op今日の味噌汁は豆腐になめこ。
豆腐はココで作った箸でススッとつまめるほどにギッシリ詰まった、豆の風味もしっかりしたモノ。
なめこも本物。
スルリと口の中をすべってザックリ歯切れる味わい深さ。

じっくり味わい、時間をかけてお腹に中にやさしいゴチソウをおさめてく。
あともう一口のところでなんだか食べ終えるのが切なくて、それでパシャリと一枚画像を撮ってみる。そしてすべてがお腹におさまる。元気がじんわりやってくる。

ちなみにこの店にいく途中。道を隔てた反対側に「オリーブ」と「ポパイ」が仲良く並ぶ場所がある。オリーブは薬局、ポパイは食堂。その役割分担もちょっとステキで、今日も元気でやってるかなぁ…、と思ってなにげに見てみたら、なんとどちらもクローズしてる。帰りに前を通ってみたらポパイは閉店。オリーブの方は移転の貼り紙。
再開発なんでしょうネ…、ポパイの人たちはこれからどうしていくんだろうってちょっと切なく思う午後。

 

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