おかめそばで福笑い、イノダコーヒでハムトースト

東京駅までちょっと出ました。
用事をすまして昼ご飯。駅前の大丸の食堂街の永坂更科布屋太兵衛で蕎麦にする。
百貨店の中にして、まるで街場のそば屋のように変わったメニューはほとんどなくて、普通のそば屋にあってほしいものがしっかり揃う。例えば「おかめそば」なんて気取った店ではあつかわぬ、でもあると食べてみたくなる定番中の定番メニュー。選んでたのむ。
お店の中はにぎやかで、シニア客がやっぱり目立つ。お店の人も落ち着いた年齢の女性が中心。ちょっと忙しくなるとあたふたしちゃうところもなんだかいい感じ。それにしても気持ちのいい店。大きな窓のはるか向こうには皇居があって、丸の内の超高層ビル街を東京駅の駅舎の向こうに見渡せる。
これぞ東京…、って景色をみながら老舗の蕎麦とはまたオゴチソウ。

さて、やってきたおかめそば。おやおや、まるでおかめの顔になってないとっちらかった景色に笑う。海苔の上にしいたけ、たけのこ、かまぼこ、三つ葉にほうれん草。だし巻き卵にゆで卵と顔のパーツは揃ってる。つまり福笑いをたのしみながらお召し上がりくださいネ…、ってことなんだろうと、勝手に思って福笑い。
海苔を顔に見立てて三つ葉の髪の毛、湯葉のリボン。かまぼこの目にたけのこの鼻、しいたけの分厚い唇と顔になる。しいたけを食べ、代わりにかまぼこ一枚を唇にして、茹でた玉子を目に見立てるとウィンクしているように見え、一旦顔に見えるとそれからパーツを一つ、またひとつ。食べてもずっと顔に見えます。オモシロイ。

 

関連ランキング:そば(蕎麦) | 東京駅大手町駅日本橋駅

 

同じ大丸の中にイノダコーヒがある。
もし空いてたらコーヒーを飲んで帰ろうとお店をのぞく。そしたら奇跡的にとでもいいますか…、おそらく入れ替わりのタイミングだったのでしょう。お店の一番奥のボクが好きなテーブルが空いていた。
そこに座るとあっという間に、満席になっちゃいました。
ニギヤカだけどうるさくはない。いいお客様に恵まれたいい空間にニッコリします。
飲み物はいつものようにアラビアの真珠と決まっているのだけれど、お腹にちょっと隙間がある。甘いものにしようかなぁ…、と思うもそうだ。ハムトーストをたのんでみよう。ハムサンドイッチじゃなくてハムトーストを思いついたボクって偉い…、って思ってたのんで、昼の〆。
サンドイッチはパン4枚で作る食事としての一人前量。
トーストはパン2枚。つまりサンドイッチの半分で、食事というよりお茶のお供という位置づけで、今日みたいな日にはピッタリ。

表面カサカサになるまでこんがり焼けたトースト。サンドイッチ用ほど厚くない薄切りのハムにきゅうりをずらりと並べ、トーストでハンさんでザクッと二切れに切る。
マヨネーズよりバターの風味が前に出る。口がひんやりする食感が、これもサンドイッチというよりトースト的って思って納得。前歯くすぐる焼けた食パンの食感たのしく量も程よい。サイドについたポテトサラダが、粉吹き芋って感じのホツホツした食感でこれまたたのしい。
酸味が強いここのコーヒー。最初からほんの少しの砂糖とミルクを入れてもらうのがオキニイリ。スプーンの上に小さな角砂糖が一個置かれて、これをどのタイミングで入れるかで味の印象がまるで変わる。ボクは半分飲んでそこで溶かして、酸味が甘みで膨らむ感じがオキニイリ。
ところでボクの横に置かれた生花がフォックスフェイスと鶏頭だった。どちらも好きで「あんたの趣味ってへんてこりんね」って呆れ顔で母に言われた。思い出す(笑)。

 

関連ランキング:カフェ | 東京駅日本橋駅大手町駅

コメント

  1. ナリヒト

    エスカレーターを上って最上階。右に長坂更科、いつもいとこを呼んで僕も行きます。定番はやっぱり天ぷらそば、おそばはやっぱり更科粉。昔は銀座の日産のショールームのすぐ近くの更科によく行ってました。榊さんが大丸のレストラン街に行くなんて‼︎ちょっとうれしくなりましたよ。

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      ナリヒトさん
      大丸の食堂街は好きな場所のひとつです。
      近為さんで美味しいご飯と西京漬け焼き、お漬物。伊勢定の鰻につな八の天ぷらと間違いのないお店が揃っているのがありがたいところ。
      各フロアに喫茶店があるのもうれしいですよね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。