うつくしく食べる、おいしそうに食べる
大学に通うために四国から東京に出てきたばかりのときは苦労と失敗の連続だった…、と父はよく昔話をしてくれた。
昭和30年台の初期のことです。
都会と地方の生活はまるで違ったものだった。
日本の西と東でも言葉や生活習慣、そしてなにより「食べるもの」の違いが今以上に大きかった。
知らないこと…。
経験したことのないことだらけで、とんでもないところに来てしまったと思ったけれど、負けちゃらんない。
学ぶことがまだこんなにもあると思ってワクワクしたんだと思うと同時に、自分の子供にはこういう苦労をさせないようにしようと強く決心したというのですネ。
ふたつの決心。
ひとつは英語が喋れるようにしてやることと、もうひとつはどんな料理を前にしても戸惑わないようにしてやりたいと…。
父のその決心に今はしみじみ感謝してます。
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