いぬやしき

映画を観ます。ひさしぶりの邦画…、「いぬやしき」。

漫画が原作。
かなり人気の作品だということだけど、その原作は読んだことがない。
原作をもとにノイタミナで配信されていたアニメをみて、とても日本的な設定なのにとても日本離れした表現の日本離れした作品だなぁ…、って感心した。その実写版。
アニメ作品の実写版。あるいは漫画原作の映画化は外れることがかなり多くて、みようかどうしようか迷ったのだけどトレーラーを観て、これはもしや…、とやってきて観た。これがかなりの大満足。

ある日突然、宇宙人から改造されてしまったしょぼくれたおじさんとイケメン高校生が、新宿の街を舞台に死闘を繰り広げるという内容で、そのしょぼくれたおじさんを木梨憲武が演じてる。
彼が自分の体の異変に気づいたときのCGがかなりゴージャスで気合の入ったものなんだけど、それに驚く木梨憲武の顔の表情があまりに面白くて肝心のCGが目に入ってこないほど。
彼と戦う高校生を佐藤健って俳優がやってるんだけど、実は彼。
「亜人」って映画で、人間じゃない生き物の役をやってて「人の形をした人」が当たり役になっちゃったのか…、って思わせるほどいい演技。
この佐藤健くん。
最初はクールに、そして徐々に爆発的な憎悪をもって人を殺していくのだけれど、そのことを必死に謝罪する彼のおかぁさんが斉藤由貴。
あぁ、たしかに今、涙ながらに謝罪することをさせて一番なまなましくて絵になる人は斉藤由貴よね…、といろんなところを感心しました。
CGのところどころは甘くて破綻をきたしているけど、物語がいいのとなにより新宿という場所が舞台の映像がリアルで結構たのしめました。オキニイリ。

それにしても邦画だからでしょう…、はじまる前の予告編がほとんど邦画。どれもがテレビドラマの特別版って感じのモノで、別に映画館で封切らなくてもいいのになぁ…、って思って見てた。しかもこれがダラダラ長くて、ウェブの世界なら映画代がただになってもいいレベル。映画館嫌いを増やしているのに業界の人は気づかないのかって思ったりもした。なやましい。

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