あるでん亭でアルデンテ

スパゲティーを無性に食べたくなって困った。
なるべくならば「イタリア的」なるスパゲティー。生パスタじゃなく乾麺つかって作ってくれるお店はないかと考えて、そうだと銀座の「あるでん亭」。
高速道路の高架下にある銀座ナインっていう細長〜い商業施設の地下一階。その一番外れにあるお店。
入り口入ると目の前に独特な形のゆで麺機がある。大きな丸い鍋の上に麺を横に寝かせて収める器が8個。切ったみかんの断面みたいな形に並ぶ。それがぐるぐる回転木馬さながらに回りながら、一定の温度、塩分濃度に保って麺が茹であげられてく。独自の金型で整形された鋳物の器。コストも手間もかかているはず。もし壊れたらどうするんだろう…、って見るたびちょっと心配になる。

とは言え今日の心配事は何を選んで食べるかということ。あれも食べたい、これも食べたいと迷っていては決まらないので、2種類選んでたのむことにする。一つはペペロンチーノのベーコン添え。もう一種類はブカニエラ。
麺のサイズが選べてどちらもミニサイズ。具材の量はそのままに麺だけ減って70g。通常サイズは110g。大盛りにすると180gになるから2つ食べても通常サイズと大盛りの間くらいに収まる算段。どちらも圧倒的な存在感です。ペペロンチーノに添えられるのは、「薄切り」ベーコンのグリルとメニューにはあるのだけれどそこそこ厚い。しかも4枚。スパゲティーをすっかり覆って余りある。

海賊風という意味のあるブカニエラにはイカにエビ。
殻付きのままのアサリがたっぷり。
横から見るだけじゃそのたっぷり感を表現すること叶わず、それで真上からも写真を撮った。
シャッター押す手が微笑む感じ。
焼いたベーコンをどかすと下にペペロンチーノ。こんがり焼かれた鷹の爪にほどよく焦げたニンニクたっぷり。
太めの麺がほんの少しだけ芯を残して仕上がっている。そこにニンニクの香りをたたえたオリーブオイルがからんでツヤツヤ。塩もバチッと決まってて赤唐辛子の辛みもおいしい。
それを食べつつもぐもぐしながら、ブカニエラに入ったアサリの殻をひとつ、また一つ。取り上げ身だけを取り出していく。カチンカチンとお皿に殻が当たる音。都合30個ほどの殻がお皿に積み上がる。

残ったお皿には具沢山のトマトソースのスパゲティー。魚介類の他には玉ねぎ、にんじん、セロリが加わる。玉ねぎとセロリがシャキシャキとした食感残した仕上がりで、むっちりとしたスパゲティーの食感ひきたておいしくさせる。
粉チーズとカイエンペパーをたっぷりかけて、味を整えパクリパクリと。歯ごたえがよく噛めば噛むほど小麦と塩の風味が口に広がっていく、この味わいは乾麺ならでは。魚介の旨味がトマトに溶け込み、酸味に甘み、旨味のバランス見事でウットリ。さっぱりとしたペペロンチーノと交互に食べると、互いが互いをひきたてあって、飽きずにずっと食べられる。焼けたベーコンの脂もおいしく、あっという間に二皿完食。堪能しました、気も済んだ。

 

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コメント

  1. Eiko

    極力グルテンフリーを心がけているのに…なんと美味しそうな記事><

    好みなんでしょうけれど、「生パスタ」なるものの良さが分からず、パスタ、特にスパゲティの噛みしめるほどに感じる小麦の旨さ、は、乾麺ならでは、ですよね~!

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      Eikoさん
      自家製ならではのおいしい生パスタもあるのですけれど、やっぱりパスタは乾麺だなぁ…、って思います。歯ごたえ、ソースののり、そして麺そのもののおいしさはたっぷりの塩で茹でた乾麺ならではと思います。

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